fukashi
星の航路
思い悩むばかりで眠れない夜……
何もかも諦めてしまいたくなる夜……
誰もが一度は経験するそんな『長い夜』に、
一隻の船が月の風を抱いてやって来ます。
美しい星海を進んだ先で出会うのは
優しく微笑み歌う、明日のアナタ。
「どうか忘れないで。
この夜を超えた先で
こんな風に歌える私を
明日の私を
忘れないでいて」
イギョウ
遠い昔に『約束』したから
暗くて狭い小さなお部屋で
ず~っと待っていたのに……
まさか約束自体を忘れちゃうなんて
そんなのって酷いよね?
森の奥底に封じられたイギョウが
怪しげなオーケストラと共に
歌って喋って大騒ぎ!
朝を迎えた時、一体何が起きるのか?
終末ダークメルヘンな世界を
どうぞお楽しみください……!
四季四鳥シリーズ
「もしも季節そのものが姿を現したら
その時彼らは何を望むのだろうか」
四つの季節が、四羽の鳥に姿を変えて
それぞれの想いを歌い上げるシリーズ楽曲。
春朝と雲雀
早朝の空に舞うのは 春の化身である雲雀。
手を伸ばしても届かない、この想いは……恋だろうか?
夏昼とあひる
真昼の空を見上げるのは 夏の化身である あひる。
夢の中を漂うような、この感情は……憧れだろうか?
秋夕と梟
夕刻の空を目指すのは 秋の化身であるフクロウ。
迷いなく突き動かされる、この衝動は……雄志だろうか?
冬夜と鶴
深夜の空に祈るのは 冬の化身である鶴。
春の恋心も、夏の憧れも、秋の雄志も、
冬は全てを飲み込んでゼロに戻す。
季節達の心を惹きつけてやまない「それ」が何であるか
冬は理解しているから。
太陽の色
子どもの頃に拾われて、
それからずっと一緒に過ごした。
当たり前の毎日。
それがどれだけ愛に溢れて
幸せな日々だったのか
「太陽の色は何色ですか?」
あなたには、分かるでしょうか。
イヴの日記より抜粋8/31
この一連の文章は、ある年の8月31日に書かれた
一人の少女の日記である。
日記自体は、近所に住む人型機械に関する
平凡で日常的な記録に過ぎないが
その中に『ウタ』に関する興味深い記述が
含まれていた為、ここに抜粋する。
「もしもワタシにココロが在ったなら
正しく理解できるのかしら?
私にウタを教えてくれたアナタを
もうここには存在しないアナタを
こんなにも思い出してしまう
今のワタシを」
初音ミク誕生祭に合わせ
「ウタ」と「ココロ」をテーマに
制作した一曲です。
※本ページでご紹介した曲以外にも、個性的な楽曲がまだまだあります!
是非こちらからご視聴くださいませ!